ベビー布団の打ち直し

ふとんのこと

古くなったベビーふとんを打ち直す

綿の布団は、打ち直しすることでよみがえります。かけ布団で5年、しき布団で3~5年に一度打ち換えすればいい状態で布団を使えるといわれています。また、固まっためん綿を打ち直しで綿状に戻すので、サイズ変更や中綿量の調整など割と自由に変えることが出来るのが特徴です。今回のお客様は、自分の子供が小さいころに使っていたベビーふとんを打ち直して、孫に使いたいとのことでご来店くださいました。

打ち直し前の状態

長い間押入れの底にあったのでしょうか。経年劣化でぺったんこになっていましたが、中綿は純綿で品質はかなり良さそうです。打ち直し後に厚みがどのくらいになるのか楽しみ。

打ち直し後の状態

側生地を新品にして、中綿を打ち直して仕立て直ししました。化繊は足さずに、ほんの少しだけ純綿を足しました。だいぶボリュームが出て、まるで新品のような出来上がりです。厚みも打ち直し前の倍以上になりふっくらしてます。

打ち直しにかかった費用

打ち直し仕立て¥6,900

まとめ

打ち直しすることでふとんの綿がふっくらし、湿気も抜け新品のように仕上がります。保温力やドレープ性も上がるので快適な睡眠を得ることができます。今回はベビー布団だったため、中綿量・側生地がともに少なく大人サイズの打ち直しよりお安くなってます。お客様にとって思い入もあり、使ってる綿が良かった事で非常に出来上がりがよくなりました。仕上がりにも満足してもらえたので良かったと思います。

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